2023年2月26日に投稿された加賀ななえ市議の政策変遷説明のツイート、3月1日5:35現在で205.2万回の表示となっています(動画の表示回数は70.5万回再生)。
緊張した面持ちで、言葉を選びながら話す彼女の動画ツイートに対し、「これはトランスジェンダーを犯罪者とする差別的な言説だ」「恐怖を盾にした卑怯なやり方」などと、根拠なき批判が相次いで行われています。
しかし女性たちの多くは、これまで議員の立場からこのような表明をした女性がいなかった為、驚きと感謝の言葉とともに #加賀ななえ市議を支持します のツイッタータグで連帯を表明しました。このツイッタータグは丸一日、ツイッターの日本のトレンドにあがり続けました。加賀市議の言葉はツイートを見て分かる通り、真摯であり穏当です。
「トランスジェンダーの人権を軽視しているわけではありません。内心の自由は内面において絶対的に自由であり、いついかなる時も保証されるべきです。しかしトランスジェンダーの方のご主張される人権が、外部的行為となって現れたとき、そこで、女性の人権と衝突しうると考えます」「埼玉県行政については、一方の人権だけを尊重するのではなく、女性・子供の人権も考えた施策を望みます」
言論の自由が保障されている日本において、片方の言説だけが「差別だ」と断じられつつあり、主に市井の女性の声が封じられています。加賀ななえ市議は、そのことにも警鐘を鳴らしてくれました。私たちは、誹謗中傷や無根拠な批判を行っている人に強く抗議します。政策に変遷があったことを真摯に伝える姿勢には尊敬あるのみです。加賀ななえ市議に感謝と連帯を表明します。
2023年3月1日
No!セルフID 女性の人権と安全を求める会
共同代表 石上卯乃 桜田悠希